09オフお疲れさまでした! 7/18 パーティ構築欄個別役割分担追記

すのーさんはじめとするスタッフの皆さん、ホントに私のワガママから始めた企画におつき合いいただいてありがとうございました!

また、参加してくださった皆様、本当にありがとうございます(^-^)
遠くからこの日の為に遠くからお越し頂けたりスタッフとして感謝しかない一日です!

いつもながら構築相談乗ってくれてる柏勢が今回僕以外はみんな決勝進めたので僕が抜けられなかったこと良かったなとw
改めてズーッとスクリーン芸人していたビーンさん、優勝おめでとう!今回立ち回りも含めて文句なしでしたよね!

次回、今回でた反省点いくつかあるので2回目の開催も前向きに検討はしていきたいと思います!

因みに私個人の対戦結果は

ワイルドさん ×
とてちさん  ○
フォルテさん ×
Odenさん  ○
ぷりずむさん ○

3勝2敗でした。フォルテさん、ぷりずむさんで勝ち数は同数だったのですが直接対決負けが響いたので予選落ちでした。残念。

使った構築は以下の4匹です。
個体は一部返却しているのがいるので実数値ちょっとした曖昧ですが多分これにそって作ってあります。
どちらかというとここ書きたかっただけなのでかなり真面目に書きますw

 
トゲキッス(天の恵み)@拘りスカーフ
臆病H68 C188 S252
エアスラッシュ、大文字、この指とまれ、トリック

クレセリアトリックルームのサポートでこの指要員として採用。しかし臆病スカーフ型と従来の典型的な耐久特化ではなく初見殺し要素を重視した構成としています。
H実数値は169まで上げると雑に電卓計算していたら2発耐える攻撃が増えて火力面にはあまりデメリットがないので適当に振りましたw
当初からパーティコンセプトとして初手からトリル決める展開はあまり考えておらずクレセ自体も固めの配分のため実際この指必要な場面はそう多くはありませんでした。
どちらかというとクレセから手助けを受けてグロスを大文字で落としに行ったり、手助けエアスラ連打で攻めに行くなど相手の先発を大体一体この動きで落とせることが多く従来のサポート特化のキッスよりも結果的にパーティへの貢献度を上げています。
スカーフトリックでクレセリアやヨノワールの動きを止めたりクレセのトリル所持の動きの可能性を薄めることにも貢献していました。
実際にこのキッスを見せたことでトリルが面白いように決まり負けた試合も含めて勝ち筋のパターンの動きにほぼ持ち込めたのでこの構成にして大正解といえました。
やることバレたら多分やりたいこと決まらないので二度目はなさそうですがw

クレセリア@カゴの実
呑気H228 B132 C76 D72
サイコキネシストリックルーム、手助け、リフレクター

ドサイドンを最終的に火力要因として活躍させるためにトリル役として耐久性が安定している為採用しています。

09現役の際は威張るでドサイドンを強化することの出来るドータクンが非常に人気があり、今回私がドサイドン使う経緯となった構築もドータクンキッスのテンプレトリパだったのですが
・露骨にトリルがバレてドサイドンが中々後ろから出しにくい
・封印爆破や噴火バクフーン絡みが辛い
この点思い出した結果私がトリルあまり使うイメージが多分ないのとキッスを上記の型にしてトリル自体を読みにくくして威張るの代わりの火力面を手助けで補うこととしました。
初手はトリルを疑って相手が守るをせずにガンガン動いてくれることもあり手助けでのキッスの奇襲が面白いように刺さりました。
また、手助け珠地震グロスが確定で落ちる場面やマリルリアクアジェットなどもかなりの火力になるなど元々の攻撃面のスペックが圧倒的な後発を採用していることもあり威張るがなくても充分勝ち筋を作ってくれてキッス自体も攻撃面で貢献出来るようになり今回の構築の鍵となる技とも言えました。

ドサイドン(ハードロック)@命の珠
勇敢AD
地震、岩雪崩、メガホーン、守る

粉砕☆玉砕☆大喝采

かつてここまで09のオフで被りポイント高いオフは見たことないって位みんな強さが現代になって分かっていたと思うので割愛しますw
一匹でグロスクレセギャラ(サンダー)と自分の大好きなエンドースタンが倒せる最強キャラですw
改めてトリル決まってから掃除役の強さに気付かされました。

マリルリ(ラムの実)@ラム
勇敢HA
たきのぼり、冷凍パンチ、アクアジェット、守る

ビーン「後発カビよりマリルリがよくない?」
この一言を信じて何も計算も考えたりせずに即採用w

とはいえ思考底止で私も採用したわけではなく当初から相手のカバルドンガブリアス等の地面が辛いことなどのドサイドン使う上での弱点もある程度ビーンさんと考察談義する上で気が付いていてでの提案だった為その点を補完するのであれば確かにカビゴンより優れているのは間違いありませんでした。
今まで使ったことがなく計算すらほぼしてないのでぶっつけでしたがドサイドンを攻撃面で貢献させるためのクッションになってくれたり元々の火力も高いため自分で使ってみて評価の上がったポケモンの一つではありました。


構築の解説にあたり初めに軽く09の環境から説明すると当時現役だった際はカビグロスを筆頭にクレセを入れたスタンが中心で、メタパ寄りの構築はメガヤンマヒードラン入りのものがいるような感じでした。
ほかにはカビグロスに強いという理由で採用されるポケモンとしてはゴウカザルラグラージ等の御三家組からも一部見かけることがありました。
スタン以外ではモルフパ、封印爆破等のトリックルームを絡めたギミックパーティが猛威を奮っている中に一部雨パが公式大会では結果を残していました。
ので上記のパーティは現役時代にはあまり見かけることはないパーティでした。

手前味噌ながら09の環境形成に大きく関わってスタンを流行るきっかけを自分で作っていたと自負しているので今回構築を作るに当たってはクレセグロスの現代的解釈を加えた完成系を作るよりはせっかくお祭りみたいなオフをやるなら優勝ももちろん狙いつつも戦った人が少し驚くような構築作ろうって思いからパーティ構築を始めました。

そこで最初に思いついたのが昔09の現役当時にオネストさんとの試合で残っていたドサイドン入りの威張るトリパでした。久々に残っていたものを見たらドサイドン改めて使いたいなと思いここからスターとしていきました。

該当の動画(ニコ動)

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm7409580


決定力が高くカビグロスにも強めでスペック自体は申し分ないのでここは迷いなく決まりました。
トリックルームは絡めたくて先発は当時居なかった組み合わせで尚且つ自分=スタンって先入観持ってる人が多いと思ったのでクレセドーブルを先発にしました。
露骨なトリパを疑われにくくしつつ何をやるのかわからないうちにトリックルーム決めてドサイドンに繋ぐことを考えて三体がきまり、残り一匹は無難にスペックの高いHA勇敢のメタグロスで4体にして構築がひとまず完成しました。
この時点でクレセリアにはダークホール対策をするためにラムを持たせることは決まっていたため火力増強剤手段を手助けにしてさらにドサイドンに命の玉、メタグロスに鋼鉄プレートを持たせて威張キーに匹敵する火力の構成に仕上げました。

この原案をいつものビーンさん含めた柏勢から割と評判良かったら為ビーンさんがSDで回して貰うと結果としてドーブルがパワーがないことやカバルドン等がつらい点が浮き彫りとなった為急遽ドーブルでなくトリルの補助役をトゲキッスに変更して後ろはビーンさんからの提案でマリルリを採用することで今の4匹が決まりました。

ただ、トゲキッスで初手ラムカゴだとトゲキッスがこの指するだけにしてはスペック持て余している感じがしたのと何となくで手助け大文字をスカーフで撃つことを思いついたので構成まで固まり今回のパーティができあがりました。
今回優勝したビーンさんと一緒に決勝トーナメント進出したyasuさんはトリル指導役でクレセを辞めてドーブルを生かして構築を完成させていって結果を残したので

当初と4匹の構成こそ変わりましたがコンセプトはもちろん最終的にトリルからのドサイドン召還を狙って行くことは変わりません。ただ、先述したスカーフ大文字に手助けを重ねて相手の初手メタグロスをいきなり読ませずに殺したり、トリックで拘りスカーフを押し付けてからトリルしたりトリルしてドサイドン出すまでの過程に相手に後ろを読ませにくく出来た結果、ドサイドンが活躍しやすい動きが出来たのではないかと思います。
ドサイドンが安定して火力をだしにいけていた為当初の今回の環境に刺さって結果が残るのではとの読みも当たっていましたが個人的にも久々に作っていて楽しいパーティでまとまりました。

キッスには序盤の手助け受け手を受けての削りやトリックでの妨害でも活躍していた為単体での貢献度も高く感じました。


今回は今までの自分の考え方とは発想を変えていかに環境に刺さるものを見つけて構築まとめるかからスタートしましたが負けた試合も含めてコンセプトに間違いがなかったのでドサイドンが強いというのが少しでも広まればと思います。
ある意味僕がらしくないパーティ使ったときの周りの反応もすごーく興味深いものだったので今号色んな引き出し増やしながら対戦出来ればと思いました(^-^)