第五世代

ギャラドス@ソクノの実
意地っ張りH252 A12 B4 D52 S188
滝登り、ストーンエッジ、電磁波、守る

バンギラス@ヨプの実
意地っ張りH252 A28 B20 D188 S20
岩雪崩、けたぐり、噛み砕く、守る

メタグロス@ラムの実
意地っ張りH220 A36 S252
コメットパンチ、地震バレットパンチ、守る

ラティオス@拘り眼鏡
臆病H4 C252 S252
流星群、10万ボルト、トリック、守る

ドリュウズ(すなかき)@命の珠
意地っ張りH4 A252 S252
地震、岩雪崩、シザークロス、守る

ビリジオン@オッカの実
陽気H4 A252 S252
聖なる剣、リーフブレードストーンエッジ、守る

一部のポケモンの技や細かい努力値の変更点はありそうですが全国ダブルのパーティーです。
珍しく掘り下げたパーティー解説も今回は書いてみようと思います。


ギャラドス
以前から愛用していたC177サンダーの10万耐え陽気最速の配分ではなくてC182ラティオスの拘り眼鏡流星群耐えまで特殊耐久を増やしてみました。
素早さは陽気最速バンギラス抜きで一応必要最低限(これでも素早さ全振りヒードランが抜けないのが気になりますが)確保しています。
ここ最近のダブルではラティオスそのものが崩しにくく強いことに加えて眼鏡やジュエル持ちが増加していて第四世代の様々なポケモンの耐久調整の一つの目安だった珠流星群耐えでは厳しい場面が多くなったので配分を変更しています。
特に今作のラティ猿の組み合わせでの強さが異常だと思いある程度威嚇と電磁波で対応出来るギャラドスを今回は採用してみました。
一応対雨、グロス、バンギを含めた砂関連に対してもカバーしている等グロスラティ構築には何かといると便利な印象でしょうか。

バンギラス
配分はラティオスの珠流星群を2回耐えられる特殊耐久を維持して残りを火力に振っています。単純に砂を撒いてある程度攻撃してからドリュウズに繋ぐだけの場面が多いので困る場面は少ないですが珠流星群耐えも上記の通り少しすたれ気味で素早さや火力等は見なおしても良い部分ではありそうです。
このパーティーの出発地点はラティグロスギャラバンギとほぼロマンスタンと似たような発想からの出発ですが、カビゴンとは違いニョロトノキュウコン夢特性も解禁されたので天候を操作出来るのが重要な要素だと思いこちらを採用しました。
最近では少し数が戻り始めたカビゴンにも強くラティオスを一撃で落とせることや技の範囲や威力が高いのもポイントに挙げられると思います。

メタグロス
素早さは基本的にラティグロスバンギギャラの形での選出が基本になることやこのパーティーの相手のグロスに対する崩し手段がそこまで厚くないので(とは言え流石にS122にする必要はないのでもう少し耐久に振っても良さそうですが)素早さ振りにしています。
第四世代の44スタンが確立してからお互いのグロスの崩し方が勝敗に繋がる場合が多かったのでパーティー構築の段階で改めてスタンを使うのであればグロス対策はしっかり考える必要があるように思います。

ラティオス
崩し手段としては縛り範囲が広く取れる眼鏡持ちを採用してみました。
今回はバンギドリュウズも含めて同族やメガヤンマ等ある程度眼鏡持ちが動きにくい要素に対してこちら側のラティオスが一方的に動きやすくなるように取り巻きを組んでいます。
また気休め程度ではありますが瞑想や鈍い等への崩し手段としてトリックを入れています。
今作のダブルにおいてラティオスの対策の難しさ、同族対決の多さから構築の段階でどれだけグロスラティ対策をしっかり出来ているかは完成度を見る上で一つのポイントのように思います。

ドリュウズ
バンギラスもいて砂を生かせることと最近のダブルのスタンに多いグロスラティ猿クレセ対策として採用してみました。
全国64では4匹の基本パターンにその穴埋めとして2匹入れると言う組み方も一つのやり方だと思いますが上記の4匹ではある程度種族値等のスペック勝ちしていても似たようなスタンやスタンメタの構築に崩されやすいので猿やガブリアス等を採用している人が多いと思います。
ドリュウズの場合は地震の威力が高く砂である程度削ってから縛る展開を演出しやすく眼鏡ラティオスと一緒に出しているならば大体の相手を詰ませることが出来るのが強みですね。
電磁波を受けないので縛り関係も崩されないのも高評価なところです。

ビリジオン
こちらは砂や雨に対する穴埋めとして採用しています。水ロトムトリトドン等スタンの穴になりやすいポケモンもカバーしていて今回のパーティーの砂のミラーでのリスク回避としても優秀だと思います。ガブリアスよりも早いのもポイントですね。
特に今後増えそうな雨パに対する対策はかなり重要だと思いますがビリジオンも含めた草ポケモンの需要が増えるのではないかと思います。



基本的にはラティグロスギャラバンギになりますが、対スタンではドリュウズグロスの代わりに選出したり、対雨ではビリジオンがポイントとなると思います。
ビリジオンドリュウズ等が一緒に選出されることも多くないと思います。