第五世代

改めてサンダー考察
今作の浮いてる電気の需要増加ってことで見ていこうと思います。
浮いてる電気自体は選択肢が物凄く豊富で、ロトム各種・ボルトロスシビルドンと新しく追加されていて、その中でサンダーを使う理由と配分のおさらい。

まずいくつかの同じような役割を持てる候補からサンダーを入れる場合は
ナットレイ対策として熱風を入れたい場合
・水ロトムに対して最低5部以上の状況を維持したい
ギャラドスに対して確実に対策になるキャラが欲しい

辺りの理由が2つは欲しいかな。
例えばナットレイただ対策したいだけなら火炎放射持ちシビルドンや炎ロトムが候補になるし、ギャラドスにはボルトロスでも役割は果たせる。今作はパーティーのコンセプトや弱点を確実に埋められるように構築時に自分なりにちゃんと入れる理由が大事になってくる。
この前解説ように作ったパーティーならナットレイ・ギャラ・水ロトムに弱めなパーティーだからサンダーじゃないと成立しないからサンダーが入っているって説明が出来る。実は中の人が高種族値で固めたいだけでもあるけど。
割りと今作の電気ははっきりと使い分けが出来るように上手くバランス取れてるから次はロトムボルトロスの解説かな、やるなら。

配分を改めておさらい。
今のテンプレ配分の
臆病H220 D36 S252@残飯
は今作でも基本。この配分の身代わり見切りは本当によく出来てると思う。ヤンマの催眠、クレセの電磁波とか防げて見せるだけで相手に2択を強要出来る。実はつい最近まで身代わりがコメットで壊せるの知らなかったから2択嫌いな中の人は滅茶苦茶苦手意識持ってたんだよね。今でもサンダー苦手だけど。
で話しを本線に戻して、この珠流星群耐えってサンダーに限らずラグラージとか色んなポケモンの耐久調整の目安になったから周知の通りラティオスも命の珠持ちが減って拘り眼鏡持ち(ドラゴンジュエルも火力は一応同じだけどこちらは少し除外)も増えてるのが事実。トリックって技との組み合わせも後押しして眼鏡ラティオスも基本系って考える時代になりつつあるかもね。それに合わせて特防増やすべきなんじゃないかって発想が出てきてるのがここまでの研究だと思う。
その場合の実数値が6V前提で
臆病H220 D180 S108
H193 A99 B105 C145 D133 S147

物理耐久を変えずに素早さ落とすとギリギリ最速ギャラ抜きで補正なし95(控え目ヤンマ)と同速だけど最速クレセに抜かれる数値。
ここまで配分を書いたけど中の人は眼鏡流星群耐えについてはそこまで実は重要視してないかな。上の数値のとらえ方もロトムとは違いギャラドス抜きと物理耐久も両立していると取るか、初ターンからヤンマの催眠術やクレセの電磁波と言う新たな弱点に怯えなきゃいけないって考えの2つがある。中の人は後者の考え方。ただこの配分は身代わりより羽休めや電磁波との相性がすごい良い感じ。

羽休めもサンダーの数ある特権の一つだしサンダーは場持ちすればするだけ有利なキャラだから厳選環境あるなら持っていて損はないと思う。ぐーるさんに言われて思い出したけどPtでもLv60サンダー取れるんだったね、今更だけど。

後はもう今は殆ど見ないけど珠サンダー。あれも凄い強いと思う。チアキ君の全国BEST4の構築みたいにスカーフラティオスと組ませるのって単純だけどこれも利にかなってるね。火力と素早さが両立してるサンダーの上手な使い方だね。


サンダーを入れる場合はよくパーティーの目的と相談して決めるのが大事。場合によっては(スペックでごり押し出来るけど)ロトムボルトロスの方がよかったりするし穴が埋まらなくて構築まとまらなくなる原因にもなるからね。